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木造住宅でビルトインガレージを作る際のポイント

2022.11.26

木造住宅でビルトインガレージを作る際のポイント

 

こんにちは

今日はビルトインガレージについてです。

何を隠そう、私の自宅にはビルトインガレージがあります。(もちろん設計・施工は弊社です…!)

我が家の場合は当初から希望があり土地探しの段階から高低差のある土地を選定しましたが 、もちろんフラットな土地でも建物内に組み込む形でビルトインガレージを実現することができます。

ビルトインガレージにして良かった点や注意しなければいけない点、

また気を付けた事についても 綴ってみたいと思います。

まず初めに、ビルトインガレージとは…

自動車やバイクなどを駐車するスペースを建物の一部に取り込んだスタイルのことで、 インナーガレージとも呼ばれています。特に弊社でも車好きの方から人気が高い間取りです。

我が家に照らし合わせて考えてみて、インナーガレージにして良かった点は以下3点あります。

・車やバイク・自転車を雨風から守る事ができる。

・乗り降りの際に風雨に当たらずに移動できる。

 →両手がふさがっている時や、小さな子どもと一緒の時に傘をささなくて良いのでとても助かります。

・駐車スペース以外にも半屋外エリアとして活用できる。

 →自転車の整備をしたり、雨で庭で遊べない時の遊び場にもなっています。

この他にも間取り次第では車をディスプレイして家の中から眺める事ができたりと、 実用面+αで素敵に活用することができるかと思います。

それでは次に気を付けなければいけない点についてです。

ビルトインガレージは、建築基準法内「内装制限」の対象となるため、使用できる内装材に制限があります。 このため、車庫内の天井・壁は準不燃材以上の性能のものを用いる必要があり、 デザイン的に取り入れたい材料が使えない可能性もありますので注意が必要です。

再々我が家の話になりますが、ビルトインガレージを計画した段階で気を付けた点が以下3つあります。

・コンセントの位置や数、水栓は設置するのかしないのか。

・明るさへの配慮

 →照明の数を多めにしたり、オートライトを導入するなどの工夫をして 「脱「薄暗いガレージ」を目指しました。

・ガレージ幅と高さの検討

 →将来の大きな車への買い替えも見越してサイズを考慮しました。

毎日車に乗る方や車を大切にしている方にとって、ビルトインガレージは沢山のメリットがあり魅力的なプランです。 どのようにビルトインガレージを使いたいのか事前に考えて計画する事によって 後悔が少なく満足度の高い仕上がりにする事ができます。

是非弊社施工事例からもビルトインガレージのプランをご覧ください。